ジャック・レモン映画特集其の7

今回は(グレート・レース)

 衣装も自動車も白一色、白い歯もキラリと光るヒーロー・レスリーを演じるのは、当時のハンサム・スターを代表するトニー・カーティス。一方、黒の衣装に身を包んだ悪漢・フェイト教授を演じるのはジャック・レモン、その助手で相棒のマックスを演じるのはピーター・フォーク。そして、ピンク色がまぶしいヒロイン、マギーを演じるのはナタリー・ウッドです。ちなみに、日本でも人気のあったアニメ「チキチキマシン猛レース」は、この映画がヒントだということです。

レスリーの邪魔をしようとするものの失敗ばかり、自慢のマシンは次々壊れてしまい、泥だらけ、泡まみれになってしまうフェイト教授とマックス。その体を張ったギャグは、何度見てもお腹を抱えて笑ってしまいます。

お話は簡単です。若くして大成功を収めている上にハンサムな興行師(時代がかったこの職名も死語に近いでしょうか)のグレート・レスリーは、次に挑戦する冒険として、米自動車業界へニューヨーク・パリ間の大レースをもちかけます。
 物語の舞台は1908年。それまでお金持ちの道楽でしかなかったような自動車業界に、フォードが大量生産という業界史上初の概念を持ち込んで開発した、労働者でも買える大衆車『T型』を大々的に売り出したした年。
 ここから普及率が爆発的に伸びていって、クルマ社会アメリカを作っていくんですね。

そうした背景のもと、同年実際に行われたレースをモチーフにこのお話が作られているんですが、そこは映画です。しかも監督は『ティファニーで朝食を』『ピンクパンサー』シリーズで知られるお洒落コメディの奇才、ブレイク・エドワーズ。

 ここで登場するのが“絵に描いたような悪役”、自称天才科学者のフェイト教授という男。
 なぜかレスリーを目の仇と妙なライバル意識を燃やし、このレースにも自前でこしらえたボンドカーのような仕掛けだらけのクルマで参加して、レスリーを蹴落として優勝賞金を…と、あの手この手で妨害工作を仕掛けてきます。
 この二人に、自称ジャーナリストのマギー・デュボアという若いじゃじゃ馬…いえ、美女が絡んでヨーロッパを横断しながらのドタバタ喜劇、という趣向です。

【製作】
マーティン・ジュロウ
【監督・原案】
ブレイク・エドワーズ
【原案・脚本】
アーサー・ロス
【撮影】
ラッセル・ハーラン
【音楽】
ヘンリー・マンシーニ
【出演】
ナタリー・ウッド、トニー・カーティス、ジャック・レモン、ピーター・フォーク ほか

ブレイク・エドワースと言えば(ティファニーで朝食を)(ムーンリバー)(酒とバラの日々)(ピンクパンサー)
名作揃いです、2010年に人生の幕引きでした。

音楽は名コンビのヘンリー・マンシーニ

CGでは出来ない作品ですよね。

画像




パイ投げシーン

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