ジャック・レモン映画特集其の3

みなさん、こんにちは、

  其の3です、(モリ―先生との火曜日)日本未公開作品です、

ジャック・レモンの遺作、原作本を読みました。

難病ALSについて、ボクがはじめて知るきっかけになったのは、「モリー先生との火曜日」を読んだことです。

この機会に、もう一度読み返してみましたが、モリー先生の教えが深くてすごくて、これは何度も読み返していくべき本だなと改めて思いました。

モリー先生は社会学の先生でしたが、あるときALSを発症し、身体が少しずつ動かなくなっていきます。

昔の教え子であったミッチ・アルボム(この本の筆者)は、モリー先生とたまたま再会したことをきっかけに、毎週火曜日に先生を訪れ、その最期の日まで、人生についての授業を受けることになりました。

テーマは、死、家族、感情、老い、お金、愛、結婚、文化、許しなどであり、少しずつ身体が動きづらくなっていく中でも、鋭い切れ味でモリー先生は人生にとって大切なことを教えてくれます。

幾つかモリ―先生の言葉を紹介しておきます。

目に見えるものが信じられなくて、心に感じるものを信じなければならないときがあるんだ。他人から信頼してもらうには、こちらも相手を信頼してかからねばならない。

はっきり言って、そういうものから満足は得られない。ほんとうに満足を与えてくれるものは何だと思う?

自分が人にあげられるものを提供すること・・


「別にかねのことを言ってるわけじゃない。時間だよ。あるいは心づかい。話をすること。そんなにむずかしいことじゃないだろう・・

物語のあらすじ~~
ボストンのブランダイス大学の社会学教授モリー・シュワルツ(ジャック・レモン)は、食欲旺盛でダンスが好きと言う名物教授だったが、78歳の1994年夏突然息切れと脚が効かなくなり、大学内で倒れた。その後「筋委縮性側索硬化症(ALS)」と診断され、余命いくばくもない状態となった。



一方、16年前にブランダイス大学を卒業したミッチ・アルボム(ハンク・アザリア)は、教授の秘蔵っ子で、可愛がられていた。卒業後ミシガン州でスポーツライターとなり、飛行機とホテルと電話の生活で恋人ジャニーン(ウェンディ・モニツ)と結婚する時間もない忙しさだった。ある日、ホテルのテレビの難病で余命のないモリー教授がインタビュー番組を見た。



そんな状況をミッチはジャニーンに話した。ミッチは卒業後16年間教授とは疎遠だった。病状への嫌悪感と死と向き合うのも怖かった。しかし、ジャニーンは先生が喜ぶ筈だからと会いに行くことを勧めた。そこでミッチがボストンのモリー先生の自宅に行くと先生はミッチを覚えていて「やっと来てくれたな」と嬉しそうに迎えてくれた。



「私の病気は、脚から腕へとだんだん体が蝋燭のように溶けて行く。いつか尻も拭いてもらうようになる。でも幸運だ。まだ学べるし、最後の講義も出来る。死は悲しみのひとつに過ぎん。死に方が分かれば生き方が分かる」とミッチに好きに食べろと料理を食卓にたくさん並べさせたも拭いてもらう。。帰り際、また来られるかどうか分からないというミッチに先生は来いと言った。



相変わらず取材に忙しいだが、ジャニーンとは頻繁に会っていた。しかし、新聞原稿の作成や電話応対で話は戸切れ戸切れになる。ジャニーンは「話がずれている。うんざりだわ。待ってばかり」と嘆く。たまりかねたミッチは上司に結婚の休暇をくれと頼んだが「世界は止まらない」と拒否される。ミッチは忙しさで自分を見失ってしまったと悩む。



出張にかこつけてミッチは突然モリー宅を訪問した。その日モリーは生前葬を行っていた。大勢の教え子や友人が集っていた。みんなの前でモリーはオーデン詩を引用して「嘘を正すのは声しかない(中略)人は愛し合わねば死んでしまう」と語った。式が済んでミッチはモリーを車椅子に乗せてブランダイス大学の構内を散歩した。「人が年を恐れるのは、人生に意味がない時だ」という。自宅では妻のシャーロット(ボニー・バートレット)世話をしている。大学では火曜日が学生相談の日だったので次は日曜日に来いと言われる。



会社に戻ったときジャニーンに電話する。するとジャニーンは「期待することに疲れた。もう会わない」と付き合いを拒絶した。「愛してる」というミッチにジャニーンは「手遅れよ」と電話を切った。



火曜日になって、「仕事で行く」とミッチは録音機を持ってモリー先生を訪ねた。モリー先生は、「死・愛・結婚・家族・・恐怖」をテーマにしようと言った。そんなモリー先生は仏教の「肩の鳥に聞け」という説話を話す。肩に鳥が居ると大切なことは後回しに出来ないということだった。そのことからミッチはジャニーンに対し、指輪と手紙で求婚した。また、上司から取材の命令が来るが、すっぽかすことでコラムを外され、時間を得ることが出来た。



ジャニーンは、結婚の返事はせず2人でモリー先生を訪問しようと言ってきた。訪問した2人に対しモリー先生は喜んで迎えた。モリー先生はジャニーンと二人で話したいと言ってミッチを外に出す。様子を見るとジャニーンは歌を聞かせていた。帰り道ジャニーンはミッチに「今度指輪は直接渡して」と言う。



次の火曜日、モリー先生は自分の父親に対しての悔いを話した。強盗が来たとき父は自分だけ逃走して力尽きた。そんな父親を先生は許せなかった。だが怯えて生きていた父親に自分は求めるだけ求め何もしなかったことに愚かしいと反省した。今の自分は恵まれ安らかに死ねる。「痛みと愛は正反対。共によき師だ」と先生は言った。



暫くぶりに会社の上司から連絡がある。「ジャニーンから事情は聴いた。謝るから会社へ出てこい」と言われる。モリー先生訪問は一週おいて取材活動に従事する。また、ジャニーンと島へ旅行して結婚もした。その報告をモリー先生は喜んでくれた。そしてミッチはモリー先生の講義を纏め論文にすることにして見てもらいに行く。



そして質問する。「死に方が分かれば生き方が分かると言うが理解できていない」「愛し合わねば死ぬと言うが人間は愛しても愛さなくても死ぬではないか」

モリー先生は「死で人生は途切れるが絆は切れていない」「君が会いに来てくれたことで私の心に触れた」と手を握る。



悲報は土曜日の午後に来た。墓地は丘にある木の下で思考にふける最適な場所だった。ミッチは思った。「出来の悪い生徒には一生かかるレッスンもある。僕の教授の最後のレッスンは毎週火曜日。テーマは人生。今も続いている」と呟く。

まるでジャック・レモンの為に書かれたような作品でした。

キャスト:
ジャック・レモン
ハンク・アザリア
ウェンディ・モニツ
ボニー・バートレット
ジョン・キャロル・リンチ

監督:ミック・ジャクソン
製作総指揮:ケイト・フォート、オプラ・ウィンフリー
原作:ミッチ・オルボム
脚本:トム・リックマン
音楽:マルコ・ベルトラミ
画像



Tuesdays with Morrie (TV 1999)


発掘!シネマタイム#16「モリー先生との火曜日」

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この記事へのコメント

みっちゃん
2017年05月08日 20:56
モリー先生との火曜日
思いだしました。

DVDに有りますよね? 店長!

私も観たことが、有るような気がします。

素晴らしい映画でしたよね~!

ジャックレモン
晩年の作品見たいですね!
2017年05月08日 21:16
みっちゃん、見ましたか、
 素晴らしい作品でした、遺作になるとは~~~

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